今回は、バイタビの水品 信子 さんにお話を伺いました。
バイタビで伊豆ツーリングへ
バイタビとは、三島市の国道136号線沿いで水品さんご夫妻が営むバイクショップ、マンクスマン・ガレージから2020年3月に新たに生まれたレンタルバイクのサービスです。
国道136号線は、三嶋大社から下田まで繋がる由緒正しき下田街道を起源とする、伊豆の主要幹線道路。伊豆にツーリングやキャンプに出かける拠点としては絶好なこの場所で、バイタビはクロスカブ※1に特化したサービスを展開し、注目を集めています。
今回はバイタビを運営されている水品信子さんにお話を伺いました。
手ぶらシリーズからバイタビへ
バイタビは、信子さん発案の”手ぶらシリーズ”から生まれた企画。お客さんにはなるべく何も持たずに来店していただき、道具とともにサービスを提供する、という一連のアイデア・シリーズです。
かねてから構想を温めていた手ぶらシリーズですが、近年のバイク人口の増加やオリンピックでのインバウンド需要に目をつけ、小さくて乗りやすいバイクを貸し出すことで女性客や外国人にアプローチしていこう、という形でアイデアが具現化していきます。
これまでにいなかった女性客が増えてきたら、既存の事業もそれを呼び水に、なんか若い女性客が来るお店みたいな感じになって、全体的に盛り上がるんじゃないかって。(水品さん)
バイクツーリング×アウトドア
女性同士で可愛らしいバイクに乗ってツーリングやアウトドアを楽しむ、というイメージで計画は進んでいきます。可愛らしさとアウトドアにも対応できるワイルドさを持ち合わせたバイク、ということでクロスカブが目に止まります。普通自動車免許で乗れる50ccと、自動二輪免許が必要になる110ccを複数台揃えました。
伊豆半島はキャンプ場も多いので、非日常を体験して欲しいって言う感覚で。私たちが山キャンプをやってたっていうのもあるんですけど。あの漫画もきっかけかもしれない、ゆるキャン※2。女性とか外国人観光客の人であれば、もう手ぶらで来て、ここから非日常!みたいな感じの世界に行くお手伝いって感じのコンセプトで。(水品さん)
このように、可愛らしいクロスカブで、なるべく手ぶらでキャンプ道具も…と、アイデアはどんどん出てきます。しかし、いよいよ事業として立ち上げるにあたり、新たな顧客にアプローチしていくためにやるべき事は山積みです。果たして、バイタビはどのように産声を上げることになるのでしょうか…!? 後編へつづく
バイタビのPV:
https://youtu.be/g2WR9fqDCuk
引用元
※1 クロスカブ:言わずとしれたホンダの名車、スーパーカブのバリエーションの一つ。可愛らしい外観とアウトドアにも対応した走行性能で、近年人気となっている。https://www.honda.co.jp/CROSSCUB ※2 ゆるキャン:女子高生によるキャンプを題材とした漫画・アニメ。この作品で登場したキャンプ場は”聖地化”して大混雑しているとか。静岡県とのコラボレーションも実施中。https://yurucamp-shizuoka.com/
■ 会社・店舗案内
バイタビ
バイタビはマンクスマンガレージから生まれたレンタルバイク・サービスです。 ホンダCROSS CUBを揃えてお待ちしております。伊豆半島をバイクと共に豊かに巡るお手伝いができれば嬉しいです!
〒411-0811 静岡県三島市青木140-1
https://mxmg-bitabi.com/
055-941-6291