こんにちは、ライターのかなやんです。
私は、ライターでは数少ない関西圏に在住しております。
私にできることとして考えているのが、関西圏から修善寺の魅力を発信することです。
今回は、こう考えるに至ったきっかけ、そして題名『データから見る修善寺の魅力』のお話をしていきます。
関西圏から修善寺の魅力発信・きっかけ
昨年、私自身初めて修善寺を訪れました。Challenge修善寺のメンバーと一緒に活動し、現地の観光地訪問、地元の事業者の方々への取材を行いました。
この活動を通じて、温泉地・観光地としての魅力、地元事業者の熱い想いを存分に感じました。私の住む関西圏にも城崎温泉や白浜温泉など、温泉地はありますが、修善寺には時間を掛けてでも、もう一度行ってみたいと思いました。
地元の方々にお話を伺った所、距離的な視点から東京を始め、東の地域からの観光客が多く、その一方、距離の遠い名古屋や大阪など、西の地域からの観光客は少ないという話を聞きました。これは、裏を返せば、私が感じたように修善寺の魅力を発信できれば、関西圏からの観光客も増やしていけるのではないかと感じました。そこで、私は関西圏から修善寺の魅力を発信していきたいと考えるに至りました。
今、この自粛体制の中でもできることとして、関西圏在住者の温泉旅行・ 静岡県・修善寺に関する実態を把握できないかと考えました。関西圏に住んでいる人々が、温泉旅行についてどう考えているのか、また旅行を考える際にそもそも静岡県にはどれくらい訪れているのか、そして修善寺にはどれくらいの方が訪れ、どんな魅力を感じたのかを知りたくなりました。
そこで関西圏に在住する方を中心に「温泉旅行・静岡県・修善寺」に関する3つのアンケートを独自に実施しました。私の職場の同僚や友人、診断士 仲間が協力して下さり、123名のアンケート結果を得られました。その内、修善寺に行ったことがあり、修善寺に関するアンケートにも回答して下さった方が30名いらっしゃいました。 今回は、関西圏在住者を中心にした修善寺に関するアンケート結果から、修善寺の魅力を紹介していきます。
データから見る修善寺の魅力
Q1「あなたは修善寺に何回来たことがありますか。」
1回→40%
2回→30%
3回以上→16.7%
無回答→13.3%
1回に留まらず、リピーターとして2回、3回以上訪問される方も多くいるのが分かります。それでは、なぜ修善寺に行きたいと思ったのか、もう一度行きたいと思ったのか、Q2からから引き出します。
Q2「なぜ、修善寺に行こうと思いましたか。Q1で修善寺に行った回数が 「2回」「3回以上」と回答した方は、なぜもう一度修善寺に行こうと思いましたか」
『伊豆箱根鉄道に乗りたかった』『友達に勧められて。お湯がアルカリ性で柔らかく良かった』『わさびのさと』『逃げるは恥だが役に立つで取り上げられたため』『景色が綺麗だと薦められたため』『鄙びた温泉街』『歴史と温泉のある街だから。1度目は日帰りだったので、2度目は泊まりに行こうと思った』『足湯したかったから』『夏目漱石関連』『温泉と美術館など文化に惹かれました』など
修善寺に行こうと思ったきっかけがたくさんあります。やはり温泉地としての魅力を感じて来られる観光客が多い印象を受けます。
温泉地としての魅力と掛け合わせ、景色の良さ、文化的な側面も感じられる魅力があることが分かります。
Q3「修善寺に来た際、どのようなことをされましたか」(複数回答可)
「修禅寺や竹林など、観光スポットを巡った」→56.7%
「地元の飲食店でご飯を食べた」→40.0%
「足湯に入りくつろいだ」→16.7%
「サイクリングをして自然を満喫した」→10.0%
「河津桜を見て楽しんだ」→10.0%
「その他の体験をした」→16.7%
「無回答」→16.7%
※「その他の体験をした」と回答した人が体験したこと
『川や公園などへ行った』『虹の郷』『街をブラブラ 和菓子屋でスイーツ』『温泉街で夜に見られる蛍が印象的であった。周辺の観光スポットで見た滝が綺麗だった』など
回答結果より、回答者が様々な体験をされていることが分かります。つまり、修善寺では観光客の嗜好に沿った体験ができます。特に、サイクリングをして自然を満喫すること、河津桜を見て楽しむことは、修善寺だからこそ楽しめることであると思います。
Q4「修善寺に行って感じた魅力や良さについて自由に記述して下さい。」
『歴史を感じた』『自然が多い場所』『風情があって次は泊まってみたいと思った』『お蕎麦が美味しい』『日枝神社が良かった』『街の人の暖かさを感じた』『自然が豊かで、落ち着きが感じられ、ゆったり過ごせる感じでした』『泊まりたいと思う良い宿が沢山ある。徒歩で回れる範囲に色々あるのが良い』『桜と街並みはとても綺麗でした。かなり印象に残っています』など
自然豊かな地域でその風情な雰囲気が魅力であると分かります。関西圏では味わえない、この雰囲気は私も現地に行った時に感じた修善寺の魅力です。
以上の4つの質問への回答データより、修善寺の魅力について紹介しました。関西圏から距離的には少し遠いかもしれませんが、それだけ魅力ある温泉街であることは、読者にはデータからも感じ取って頂けたかと思います。
おわりに
そして、最後に私が思う修善寺の魅力について紹介します。修善寺の魅力は、地元の方々の温かみ、修善寺温泉への強い想いです。私が初めて修善寺に訪れた際、地元の方々は口をそろえて、「大阪から来て頂いて、遠くからありがとうございます。」と仰ってくれました。地元の方々の温かみを強く感じました。また、地元事業者の方々への取材を通じて、修善寺への強い愛着、地域密着で強い想いを持ち事業のことを話す姿がとても印象的でした。修善寺は、データから見た魅力と合わせて、地元の方々の温かみ・修善寺マインドも魅力であります。今、日本が置かれた状況が落ち着いた際、癒しの温泉旅行の旅先として、関西圏から修善寺を選んで頂ければ私も嬉しいです。
以上、今回はデータから見る修善寺の魅力について紹介しました。次回は、その他のアンケート結果より静岡県の魅力について紹介したいと思います。