7月某日の夜。
地元「修善寺」で活動する勝野さん、仲原さんと、首都圏在住、伊豆好きの中小企業診断士たちとの、ゆるりとしたオンラインミーティングが開催されました。総勢9名が参加。
大きな声では言えませんが、自分は6月の定例会を、子どもの寝かしつけ中に、寝落ちしてしまい、ドタキャン(反省)。
今回は、嫁に子どもの寝かしつけを託し、手元に麦茶も用意して準備万全で参加しました。
今日のお題は、勝野さんから新しい企画書の提案と、参加者との意見交換。
最初に、ざっくりとですが、勝野さんが説明した企画書のエッセンスを紹介します。
タイトルは「未来につなぐ 修善寺温泉まちづくりプロジェクト (仮称)」
「地域の活性化を共に考え、地域を共に創る」をテーマとし、地域住民や民間事業者が主体的にまちづくりに取り組んでいくための企画。
修善寺温泉のこれまでの活動をふりかえると
・地域活性化の計画は立てても、中身がともなわない。
・取り組んでみたものの、一過性になる。小さなコミュニティで終わってしまう。
これは
「住民が、自分たちの住んでいる地域の活性化に関心が薄いこと」
「地域の活性化を目指す目的をきちんと、示してこなかったこと」
が要因ではないか
地元を愛するからこその、厳しい振り返りです。
だからこそ、新しい企画では、住民が「地域に愛情」を感じられる土台(地域内での協働体制)をつくりたい、と語ります。
具体的なアクションは、「語る」「考える」「創る」の3つの場をつくること。
まず「語る」は、地域住民や事業者が、普段何げなく思っていることなどをざっくばらんに雑談できる場。
次に「考える」は、より学びを深めたい人向けの勉強ができる場。
最後に「創る」は、実際にどう活用するか、新しいイベントやチャレンジショップなど、が実践できる場。
これらの活動内容は、特設サイトや紙媒体を使ってどんどん配信。地域に共有することで、その情報に関心を持った人が参加し、さらに情報を発信していく。そんな循環を描いています。
例えば、修善寺で商売をしたい人が、「語る」「考える」「創る」の場を通じて、地元の修善寺温泉の歴史や文化を学んでから、自分のお店を開く。ただ「お客さんが来ればいい」というわけではなく、「修善寺らしさ」の共通認識をもって、地域を盛り上げていくのが理想です。
そんな勝野さんからの、アツい想いのこもった企画書を受けて、参加者から次のようなコメントがありました。
(当方のメモが追い付かず・・すべて記載できませんでしたがご容赦を)
『すばらしい!計画は良いと思うので、あとはどう実行していくか。できれば大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が続いている間に何かアクションを起こせたらいいかも』
『修善寺らしさ、は大事。他のまちで売っている商品でも、なぜ修善寺でその商品を売るのか。その説明ができたらよいと思う』
『「地域活性化」という言葉がわかりにくい。何をしたらよいかが理解できない人も多いのかも』
『企画の内容はすごくいい。続けていくことが大事なので、続けるための仕掛けづくりをどうするか』
『地域の活動に学生に参加してもらうのは良い。参加した学生から意見を聞けたらいいと思う』
『地域の住民だけでなく、旅行者の声も聞いてはどうか。外から修善寺がどう思われているか、という視点はビジネスでは大事』
『修善寺らしさ、を決めるのはとてもいい。でも、あんまりきつい基準だと、参加がしにくくなるかも。程よいところで決めたら、あとは走りながら整えればよいかも』
などなど、自由奔放に意見やアイデアが出てきました。
オンラインの意見交換は、なかなか発言しにくい感じはありますが、順番が回ってくると、みなさん、しっかりコメントします(笑)
今回の企画案は、コメントを受けて?、ますますブラシュアップされそうです。
私事ですが、来週、夏休みを取って、家族で南伊豆に旅行予定。
今回の企画に「何か役立つものが見つけられたら」と思いながらも、南伊豆を全力で遊んできます!
おわり。
南伊豆楽しんできてください!レポート楽しみにしております!