MATOMETOのライター兼取材コーディネートを行っております仲原です。
私は中小企業診断士として伊豆を中心に事業者さん支援のお仕事をしております。
MATOMETOは、地域活動の一環として、ボランティア的に取り組んでいる活動になります。
私の書いた記事を読んでみたことがある読者の方ならお気づきかと思いますが、立派な記事を書く、というよりは自分が感じたことをそのまま吐露する独白スタイルで記事を執筆させていただいております。
読者のみなさまをくすっとさせようとあの手この手の表現を駆使しておりますので、私の記事でくすっとしていただけたら本望です。
そういうことで読者のみなさまのウケを狙っているライター業の他には、ライターさんを伊豆に呼んで、一緒に旅して記事を書いてもらう、というなんとも押しつけがましい「取材ツーリズム」というものも活動の一環として行っております。
今回は、MATOMETOの裏側である取材の一日「取材ツーリズム」についての活動をご紹介いたします。
取材ツーリズムとは
取材ツーリズムとは、中小企業診断士駆け出しの頃(今でもそうですが)させていただいていた取材や執筆のお仕事を通じて気が付いた効用です。
取材のお仕事は、取材を始める前から始まります。
まずは、取材対象を徹底的に調べます。そして、取材対象に聞きたいアレコレを質問事項として挙げていきます。
質問事項がまとまったら、取材のご挨拶を兼ねて事前に質問事項を先方へお送りいたします。
取材日にはお菓子やお土産を持って取材対象の先方様を訪れます。
この頃には、取材対象について調べがついていますから、当のご本人に会うと、なんか「あこがれのあのお方」に会ったような気分になります。
そして、お菓子を食べながら和やかな雰囲気で、聞きたかったあれやこれやを談笑しながらお伺いしていきます。
取材終わりにはたくさんのお土産をもらったりして、相当距離が縮まっております。
その後、書き終えた記事を事前確認してもらうときには、記事に対してお褒めのお言葉を頂いたりなんてこともあります。
こんな交流を続けているうちに、取材対象にただならぬ愛着と好意を抱いている、取材対象先のファンになっている、という状況が多々ありました。
そのような取材効果を応用したのが取材ツーリズムです。
ライターさんに伊豆を取材いただき、取材を通じて伊豆のファンになってもらう、というのが取材ツーリズムのねらいです。
取材ツーリズムについては、こちらに記事も書いておりますので、よかったらお読みください。
https://www.j-smeca.jp/attach/article/article_2021_04_15-18.pdf
中小企業診断士のライターさん
MATOMETOのライターさんの特徴としては、全員が中小企業診断士先生である、ということがまず挙げられます。
経営に関する助言をしたり、経済活動の大本である地域を活性化するプロを伊豆に招致させていただき、取材活動を行っております。
先生方、いつもありがとうございます。
取材対象は、伊豆の事業者さん、移住者、お寺さん、など多岐にわたります。
MATOMETOに参加くださっている診断士先生は大らかで、度胸のある方が多いので、私がむちゃ振りする取材先に文句も言わずについてきてくれます。
そして、すばらしいインタビューを行い、職人技できれいにまとめてくださいます。
取材先の選定、アポイントなどは、コーディネーターである私が独断で行っております。(いつもすみません、何だか自分の暴走がつまびらかになっていくような恥ずかしさを感じております)
ライターさんとの打ち合わせは月に1回程度、定例会を行っており、その定例会で取材してくださるライターさんを募集します。
取材先、日程、などをご検討いただき、条件が合えば、取材に立候補頂いて、取材ツーリズムスタートです。
取材ツーリズムの1日
取材ツーリズムでは、遠方からお越しのライターさんにたくさんの伊豆の事業者さんに会っていただきたく、1日あたり2者の取材をセッティングすることが多いです。
1日の最高は3者への取材を敢行したこともありましたが、人様の人生を3本立てでお伺いする、というのはとても集中力と体力が必要となります。やはり3者は多いということになり、今のところは2者で落ち着いております。
理想の工程は、
10時 最寄り駅に集合 ※最寄駅は三島駅、函南駅、修善寺駅となります。ジプシーである仲原が前日どこにいるかによって待ち合わせ場所が変わります(汗
10時30分~12時 1者目の取材 ※スタート時間は取材場所にもよりますが、取材時間は約1時間程度
12時~13時 ランチタイム
13時30分~15時 2社目の取材
16時 解散 ※帰りは駅までお送りします
で、いつも組立てております。
伊豆は車でないと移動がなかなか難しいので、すべての移動は私の運転する車で行います。
伊豆市までであれば、このような時間感覚で工程が組めますが、西伊豆、南伊豆、などの場合はもう少し幅広にお時間を頂くことがあります。
西伊豆、南伊豆への取材については、大体修善寺駅から1~1時間半くらいの車移動となります。
こちらのドライブにおいては、オーシャンビューの車窓と仲原とのくだらないおしゃべりを楽しむことができます。(嘘です。人見知りなのでもじもじします)
取材のやり取り
定例会で次回の取材先が決まりましたら、ライターさんと取材先の事業者さんをおつなぎいたします。
まず、取材先の概要などは私からご紹介をさせていただきます。
その後ライターさんに質問事項などを挙げていただきまして、質問項目を先方の取材先に事前にお送りいただいております。
(事前のやり取りをせずに、当日ぶっつけ本番で挑んでいただくことも多々あります…。いつもすみません…)
そして、取材日当日を迎え、旅行気分で伊豆に来てもらって、取材ツーリズムをご体験いただきます。
取材中は、ライターさんがインタビューを行い、仲原がカメラマンを務めます。
取材が終わりましたら、記事の執筆に取り掛かっていただきます。私の方でも当日の写真を共有いたします。
記事の公開前には、事業者さんに記事を一読してもらって最終確認を頂いております。
取材から記事の公開までは大体2週間から1ヶ月ほどを見ております。
特典
MATOMETOでは、ライターさんに報酬はお支払いしておりません。
報酬はおろか、交通費も負担しておりません。。
特典としてご提示できるのが、中小企業診断士の更新要件である「実務ポイント」の発行だけであります。
あとは、ディープな伊豆を知ることができる、とか、今の時期(11月)なら紅葉が楽しめる、とか、(海辺へ行けば)オーシャンビューのドライブが楽しめる、とかそんなところです。
MATOMETOのモットーは、ゆるく、ながく、たのしく伊豆とつながる、です。(今作りました)
その想いに共感されたり、伊豆へ行くついでにポイント稼ぎたい、とか、旅行記書くの趣味なんです、とか、そんな方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声がけください。
あと、MATOMETOの活用について、何かよいマネタイズの方法がありましたら、こちらのアドバイスもお待ちしております。