2020年11月の初旬に、ビールのお祭りに参加してきました。
お祭りの名前は「ベアードビール収穫祭 Harvest Fest 2020」。修善寺に本社を置くベアードビールさんが開催するビールのお祭りです。
私が参加した11月1日は、ベアードビールさんを含め伊豆にある4つのブリュワリーさんが一同に介し、お茶を使ったビールを発表する、という聞いただけでワクワクの止まらないイベントを開催されておりました。
イベントやお祭りの詳しい内容はベアードビールさんのFacebookページをご参照いただくとしまして、とにかくベアードビールさんのこの場所が楽しい!
今回はこの楽しい思い出をちょっとだけおすそ分けさせていただきます。
醸造所を探して彷徨う…
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「今日はビールを飲む!」と考えたらそれ以外のことは頭からスッポリぬけていた私は、修善寺駅に着いたものの、はてさてこれからどうすれば現地にたどり着けるのか・・・と迷いに迷い、まずは、修善寺駅で現地までの行き方をヒアリング。
「ベアードビールさんに行きたいんです」と聞けば良かったものの、「ビール・・・飲みたいんです」と聞いてしまったのはご愛敬。
(40歳のオジサンにご愛敬などあるのかは置いておいて・・・)
丁寧に行き方を教えてくださったお姉さんに言われるがまま、バスに乗り「安竹」というバス停で下車。
降りた瞬間の感想は「うわ、だまされたか!?」です。だって田園風景しか見当たらないのですもの。
それでも、同じバス停でビールが好きそうなお兄さんが降りていったので、間違いないだろうと、後を付けることにしました。
このような「まったく知らない人だけど目的が同じっぽいから後を付いていく」ときに取る”社会的に許容されそうな距離感”こそ、ソーシャルディスタンスと呼びたいですよね。
田園の向こうでフェスティバル
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田園を抜けると、ベアードビールさんの醸造所が。そしてさらに奥へ向かうと、行われていたのです!フェスが!
和気あいあいと立ち話にいそしむ方、椅子に座ってじっくり堪能する方、ご自身のキャンプ道具を設置してお子さま連れでのんびりされている方、いろいろな方がいましたが、すべてのヒトの手にビール!
あのヒトもビール、このヒトもビール。ハイボールの介入を許さぬ姿勢。糖質を甘んじて受け入れる姿勢。プリン体と共存する姿勢。
ハイボール飲んでいるヒトを見て「あ、ワタシも糖質が・・・」というあの罪悪感が駆逐された世界。
これぞまさにフェス!(断言w)
それから、古来よりコミュニケーションの特効薬として用いられていたビールの底力を感じました。
ふだん出不精で、”フェス”などという言葉と無縁で生きている私でも、特効薬の媒介により、怖気づいたりせず楽しむことができました!
狩野川を眺めながらビール
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会場の脇には狩野川が流れていました。
とても良いですよね。川の流れに悠久の刻を感じながらビールを飲むというのは。
ただ、私ごときは悠久の刻を感じるなどと言っておきながら、頭の中は「このビール美味しいなぁ。他のも試してみたいけど、もう一回これ飲みたいなぁ、どうしようかなぁ。」でいっぱいでした。
もう少し大人になって、正しく悠久の刻の感じられるようになりたいものです。
このあたりは今後もっと伊豆で暮らす先達にたくさんお会いして学んでいきたいと思います。
そうすれば、こういうときに意味も分からずに、悠久の”時”でなく、悠久の”刻”と書きたくなってしまう浅はかさも直っていくんじゃないでしょうかw
しかし、とにかくこの川っぺりで飲むビール、というのは最高でした!
Later festival
もっと写真を撮っておけば良かった。飲んだビールの名前くらいちゃんと覚えておけば良かった、などと後悔の念が堪えませんが、それはもはや後のフェスティバル(「後の祭り」の意です。念のため。)
ということで、とっても楽しいベアードビールさんの「ベアードビール収穫祭 Harvest Fest 2020」、来年もきっと開催されると思うので、絶対にまた行こうと決めました。
皆さまもぜひ!