週末に、ただただゆっくりするために伊豆長岡の温泉に行きました。
のんびりと温泉に入り、頭を空っぽにして時間を過ごす贅沢。そんな旅行もいいものです。
その道中に、ふらりと立ち寄ったのが伊豆パノラマパーク。
思った以上に楽しめましたので、こちらで少しご紹介します。
伊豆パノラマパークは、富士山の絶景を楽しめる有名な観光名所。
(あいにく自分が訪れたときは一番のウリの富士山が見えませんでしたが。。。)
伊豆長岡の温泉宿では、伊豆パノラマパークの割引券を販売していますので、宿泊先で聞いてみることをオススメします。
ロープウェイで片道約7分。険しい山頂まで1,800mを登ります。
山肌に沿って滑るように高度を上げていくゴンドラに乗っていると
「よくもまあ、こんなところにテラスをつくったもんだ」と驚かされます。
ウィキペディアをみると「当初は夢のような計画で相手にされなかった」とあり、開業時の苦労が感じ取れます。
このロープウェイは、旅館経営者で、観光協会長であった杉山勝美が主導して生まれたもの。昭和30年代の初め、伊豆長岡温泉の目玉施設としてロープウェイを計画。当初は夢のような計画で相手にされなかったが、旅館のだんな衆に訴え、町を説得。1962年(昭和37年)5月には開業し、「東洋一のゴンドラ」と話題を呼んだ。開業後数年で4億円を越える負債を抱えてしまい、ロープウェイメーカーである日本ケーブルグループの観光施設運営会社NCリゾートマネージメント株式会社が引き継いだ。(Wikipedia)
頂上につくと、すぐ先に広がるのが展望デッキ。「碧テラス」は一番のみどころ。
日常生活では、パソコン画面が目の前にあることが多く、遠く駿河湾の望めるパノラマ風景に癒されます。
山頂エリアは、散策できる公園やおしゃれなカフェもあり、思う存分、自分の時間を過ごせます。(斬新なアイデアはありませんが)山頂でのささやかな楽しみ方を考えてみました。
■ はがきを書く
LINEでもメールでもなく「はがき」。
ロープウェイのチケットを買うと「切手不要のはがき」がもらえます。
非日常の風景を見ながら、筆を走らせるのはおつなものです。
すぐに投函できるようにポストも設置済み。
ちなみに、今回は子どもが「じいじ&ばあば」あてに、覚えたてのひらがなで
自分の名前と、親にはわからない芸術的な?絵を書いて投函しました。
■ のんびりお茶する
「碧テラス」には、カフェや予約制のプラベートラウンジもあるようです。
珈琲を飲みながら、いつも以上にのんびりと富士山や駿河湾の絶景を堪能するのもいいですね。
カフェのお店に入らなくても、公園内にはベンチがありますので、持参したお茶とおやつでも十分に楽しめます。
■答のない『問い』を考える
足湯につかり、開放的な風景を見ながら、普段なら答えのでないような「人生やらキャリアやら」を考えても良いかもしれません。あわただしい日常から解放され、山頂のゆっくりと流れる空間のなかで、自分と向き合える時間は貴重ですね。
と、ちょっと大人の過ごし方を書きましたが、今回は子どもと来ていたので、ターザンロープのあるアスレチック広場を一番、満喫しました。そして、子どもにとっても初のロープウェイとなり、絶景の風景よりもスリルを感じるロープウェイが気に入ったようです。
伊豆パノラマパークは、誰もが思い思いの楽しみ方のできる、ふところの深い観光スポットでした。
おわり