本サイト「IZU LIFE JOURAL」の編集長から、小包(ミッション)が届いた。
編集長がセレクトした「伊豆のオススメ」を味わい、伊豆を想いながら記事にする企画。
胸を高鳴らせて、小包を開けると
「しいたけディナーソース」!
そう、今回のミッションは「伊豆産しいたけ」だ。
伊豆のしいたけで、まず思い浮かべたのが、修善寺の温泉街にある居酒屋まつ家さんの「しいたけ揚げ」
有限会社 松家商店
静岡県伊豆市修善寺1154-2
https://www.marufuku92.co.jp/
肉厚のしいたけの味とボリュームは、メインディッシュの風格が漂う。実は、料理の主役を張れるぐらいの「伊豆産しいたけ」
今回はその魅力をちょっと紹介したい。
「原木栽培しいたけ」日本一
全国の原木栽培の生しいたけの生産量は5,913.5トン。そのうち静岡県は791トンで日本一!全国の13%を占める。その静岡県内でも、特に伊豆半島は名産地として知られている。
んん、「原木栽培」?
調べてみると、
しいたけの栽培方法には、大きく分けると「原木栽培」と「菌床栽培」の2種類がある。
原木栽培とは、クヌギやコナラなどの木にしいたけ菌を植え付ける方法。原木栽培は天候など自然条件に左右されやすく栽培が難しい反面、しいたけ本来の香りが強く肉厚で歯応えがあると言われる。
(静岡県のホームページ「Myしずおか日本一」)
もう一つが菌床栽培。オガクズなどの木材に米糠などを混ぜた菌床を作り、そこにしいたけ菌を植る栽培方法。人工的に育てられるので、1年中出荷が可能。
伊豆産のしいたけは、自然栽培で育つ原木栽培が魅力だ。
「しいたけソース」と「原木しいたけ」
「しいたけディナーソース」の製造元は「修善寺醤油」さん。
修善寺醬油株式会社
静岡県伊豆市柏久保652−5
ホームページが見つけられなかったので、地元に住む編集長に聞くと、修善寺の老舗企業。醤油はもちろん、地元のわさびや塩など地場産品を活かした攻めた商品づくりに取り組む。ワサビ調味料の「ワサフル」などパンチの効いた商品も投入している。
しいたけディナーソースのラベルには「細かく刻んだ伊豆産しいたけと、香味野菜の旨味がきいたとろみのある甘辛ソース」とある。
ちょっとなめてみると、どんな食材にも合いそうな万能な調味料という感じ。コクはあるけど、中濃ソースよりもさらっとしている。
このソースを堪能するために選んだのが、同じ修善寺つながりで、塩谷商店さんの原木しいたけ。
有限会社塩谷商店
静岡県伊豆市本立野278
http://www.office-web.jp/shiitakenosato/shop/
注文して届いたのがこちら。
「今の時期は冬の椎茸に比べて小さ目ですので少しですが、多めに入れてあります」との、うれしいご連絡。「少し」どころではなく「しっかり」多めだ(笑)。
(どうやって食べ切ろう、とふと頭をよぎる)
「無農薬、無肥料の原木栽培で育てた、伊豆の新鮮なしいたけ」というフレーズのとおり、取れたてのフレッシュさが伝わってくる。
しいたけバーガーをつくろう
さぁ、素材はそろった。
「しいたけ」は、煮物やすき焼きでもおいしい。
でも、伊豆の原木しいたけを見たら、もっとスポットライトが当たってもいいんじゃないか、と思えてくる。
まつ家さんの「しいたけ揚げ」を思いだし「しいたけディナーソースがけ、しいたけバーガー」を作ることにした。
つくり方は簡単。
(といいながらも、前回のわさび丼と同様に嫁の全面的なサポート&監修)
まずは食材を準備。
- 伊豆産原木しいたけ
- しいたけディナーソース
- ベーコン
- レタス
- たまねぎ
- バンズ(今回はベーグル)
- しいたけをパン粉をつけて油で揚げる。その間に玉ねぎとベーコンをちょっと焼き色がつくぐらいまで焼く
- バンズにバターを塗って、レタス、たまねぎ、ベーコン、最後にしいたけを載せる
- 「しいたけディナーソース」をほどよくかければ、はい完成!
肉厚のしいたけに、旨味の凝縮した「しいたけディナーソース」が合う。
しいたけ好きにはたまらない一品になった。
最後に
伊豆産しいたけを焼いて、しいたけディナーソースをかける。シンプルだけど、それだけで十分においしい。
残ったしいたけは3日間干して、干ししいたけをつくった。しばらくは、この干ししいたけとソースで、充実した「しいたけライフ」を楽しめそうだ。
機会があればぜひ、IZU LIFE JOURALでも修善寺醤油さん、塩谷商店さんに、ぜひ、おいしさの秘訣をお聞きしたい。