夏休みをとって、念願の伊豆最南端のまち『南伊豆』を旅行しました。
その旅行中に立ち寄ったカフェ「和洋スイーツカフェ扇屋製菓」さん。実は、南伊豆に向かう踊り子号の車中にガイドブックで「要チェック」したお店。
『土日は行列もできる人気店だよ』
旅館のドライバーさんが教えてくれましたが、カフェでその理由を「体感」しました。
地元の老舗店
下田駅からバスに揺られること20分ちょっと。カフェは、緑に囲まれた、のんびりした下賀茂温泉街にあります。
外観は、薄オレンジ色と白色のコントラストが映える南欧風のイメージ。ガラス張りの店内は日差しが入り、南伊豆の温かみが伝わってきます。
南伊豆町企業ポータルサイトによると、創業は昭和2年。4代目となる店主は現在も伝統の味を受け継ぎながら地元産の温泉熱栽培メロンを使用した和洋菓子をつくられているそうです。
https://minami-portal.jp/gourmet/40_ougiya.html
ちなみに、南伊豆の下賀茂は、源泉によっては100度を超えるような熱い温泉が湧き、その熱を利用して栽培されるメロンが特産品。カフェでは、そんな完熟メロンがふんだんに使ったスイーツがいただけます。
メロンづくし
「最初から決めてました!」
そんなアツい想いで「メロンパフェ」を注文したかったのですが、なんと当日はメロンが在庫不足。断腸の思いで断念しましたが、それでも、メロンショート、メロンゼリー、メロンロールケーキ・・・など、店頭のショーケースには豊富なメロンのスイーツが並んでいます。
メロンづくしのメニューから、なかなか絞れませんでしたが、最終的に「迷ったら、ケーキの王道はショートケーキ」という謎の信念のもと「メロンショート」を注文。
メロンの果肉と生クリームの組み合わせが絶妙です。完熟メロンの甘さが引き立つこともありますが、生クリームが甘すぎないのもいいですね。1つ食べたことを忘れて、思わずロールケーキも頼みたくなりました。
お土産も
帰りがけに目に入ったのが「メロンもなか」
事前情報がなかったので「もなか」と「メロン」の組み合わせが、なんだか新鮮に感じて思わず購入。
家に戻って「扇屋製菓」さんのホームページをみると
「愛され続けて56年目を迎えた看板商品。昭和30年代に先々代が考案し、南伊豆を代表する銘菓になりました。白餡をベースにいんげん豆とメロンエキスを配合のメロン風味豊かなお菓子です」とのこと。
(新鮮と感じましたが、自分の人生以上の歴史ある商品でした。失礼しました m(__)m)
もなかといえど、ひと口食べると、口いっぱいにメロンのジューシーさが堪能できます。
このお土産「メロンもなか」のおかげで、しばらく南伊豆の旅情を味わえそうです。
おわり。
こちらのお店!先日南伊豆をドライブした際に気になっていました!外観だけ記憶していたものの、詳しい場所など忘れてしまったので何のお店だったのか辿り着きようがなく…こちらで紹介いただいたおかげでわかりました。ありがとうございます!