most8092で地域の事業者さんとミーティングを行いました。参加者は燕舎の勝野さん、人力車の島川さん、ワーケーション施設の榊原さん、そしてライターのナカハラです。
議題は、「修善寺の滞在型アクティビティコンテンツ」。mosut8092のおしゃれな空間で観光に携わる若い事業者さんのお話をお伺いしました。
修善寺のアクティビティ
修善寺には興味深いアクティビティがたくさんあります。
人力車、紙漉き、着物レンタル、などの文化的アクティビティから、自転車の町伊豆市ならではのレンタサイクルなどのスポーツ系のアクティビティまで多様です。
問題点は、それらのアクティビティが点在していること。点在しているアクティビティコンテンツをつなげて、魅力的な滞在型のツアーコンテンツが作れないか、とまずはブレストをしてみました。
修善寺のアクティビティ 人力車
修善寺のアクティビティ 紙漉き体験
人力車の島川さんは、お客さんを案内している時に、観光スポットをいろいろと紹介するそうですが、現在、情報がバラバラで営業日や時間帯も把握しきれていないので、せっかくの修善寺のアクティビティを十分に楽しめてもらっていない、という思いがあるそうです。
理想は、ひとつの窓口で様々なアクティビティの案内や受付を行うことです。
コロナで変わりつつある修善寺
コロナ禍の需要を取り込もうと修善寺温泉の旅館では、温泉街の旅館が次々と改装しています。遠隔勤務できるカフェや会議室を増やし、長い滞在でもくつろげる客室を整えているそうです。
そんな旅館さんからもお客様にアクティビティを紹介するひとつの窓口があればいいな、という要望をいただいているそうです。
コロナ禍で修善寺の観光は落ち込んでいます。人出はだんだん戻りつつありますが、それでも以前のようにはまだ戻りきっていないような印象です。
国の支援や補助金が充実し、観光客数も落ち着いている今だからこそ、次の手を打つ準備をすべきではないのか?そんな頼もしい声が聞かれました。
たしかに、コロナが終息した後、GoToトラベルなどが始まり、海外旅行も元に戻った時、「選ばれる観光地」としての激しい競争がまたはじまります。
修善寺温泉にはたくさんの観光資源があります。知名度のある高級旅館も立ち並んでいます。何もしなくてもある程度の観光客はやってきています。
「でも、5年後、10年後は?今の状況にあぐらをかいたままでいいのか?」
自分の事業だけをやるだけでも忙しい事業者さん。仕事が終わった後、5年後、10年後の地域のためにこうやって集まり、お互いのあるべき姿を話し合う仲間がいるのは頼もしいな、と感じました。
これもコロナになって、地域観光を真剣に考える機会や時間が増えたからなのかもしれません。
修善寺温泉もコロナで変わりつつあります。
MATOMETOがハブに!?
人力車の島川さんは、人力車という交通に携わっているだけあって情報通。自分が知っているたくさんの魅力的な場所や人をつなぎたい、という思いが伝わってきます。
MATOMETOは伊豆半島の事業者さんや地域のアレコレを取材するWEBマガジンです。
デザイナーでもある燕舎の勝野さんが全体をディレクションしてくれ、ナカハラと首都圏のライターさんで取材をしています。
「MATOMETOの取材を通じて修善寺温泉のアクティビティを紹介していくのはもちろん、取材先をつないでツアーが作れないか?」と島川さん。
「島川さんのネットワークがあれば取材先が確保できるので、実現可能では?」と勝野さんとナカハラ。
MATOMETOは点在している情報を「まとめる」という意味もあるので、なんかよさそうです。
そして、話はさらに、DX的なスマート的なIT技術を駆使すれば、ツアーの受付窓口も運営できるのではないか、と発展。
にわかにざわざわ。
「そういう窓口があれば、旅館さんのフロントやホームページで紹介してくれるって言ってたし」と島川さん。
さらにざわざわ。
あっという間に時間が過ぎてしまい、これは持ち帰って、ライターさんとの打ち合わせで投げかけてみようと思います。
次回はお菓子など差し入れを持って参加したいと思います!たのしかったです。