日々安全・安心を提供されている〇久旅館
修善寺の温泉街に構える〇久旅館は、バリアフリーに対応した国内でも大変珍しい旅館です。取材した鈴木専務は、既存のやり方に固執するのではなく、コロナウィルスで状況が変化する中、旅館としての在り方について柔軟に考えていらっしゃる方です。バリアフリーに対応した施設として安心・安全を提供するだけでなく、専務・社員も日々安全・安心ファ―ストの精神でサービスを提供されている旅館です。
–>
–>
日帰り・宿泊双方で楽しめる地元温泉の良さ
〇久旅館では、長年に渡り旅館として宿泊客に温泉の良さを味わってもらうだけでなく、日帰り温泉プランも提供しております。鈴木専務に温泉の良さや特徴について伺った所、「体の芯から温まり、女性の美肌効果にも繋がります。日帰り温泉の利用者の約9割が伊豆半島への観光客であり、多くの旅行客に私達の温泉の良さを味わって頂いております」と仰っておりました。
※日帰り温泉については現在、新型ウィルス対策として過密な空間にならないよう、人数制限をしております。宿泊客が優先となるため、利用時間帯によって利用できない場合もあります。事前に〇久旅館までご連絡下さい。
端の里:〇久旅館 URL:https://www.marukyu-ryokan.com/
–>
経営者として徹底した姿勢
コロナウィルスで言うまでもなく〇久旅館も大きな被害を受けておりますが、その中でも前向きに逆境にも対応しようとする鈴木専務の強い想いを伺えました。「コロナの感染者が増加し、最初は危機感が募るが、毎日これだけの感染者が出ると、どうしてもこれが当たり前というように感覚が麻痺しがちになる。しかし、経営者として絶対に麻痺してはいけない。コロナ渦で状況が激変する日々が続くが、しっかり対応できるよう柔軟に動いていける会社にしていきたい。そういう会社にできるよう、料理の出し方など、サービスの面でも従業員と一緒になり考えている。ピンチはピンチでもこれがないと気付けなかった所もあり、旅館として成長のきっかけになった部分もあった。」
–>
目に見える所だけでない、きめ細やかなサービス
4月、旅館の休業期間中、鈴木専務が社員の方と一緒に地元修善寺の観光地を清掃するボランティア活動について取材をしました。社員の方も大変な状況下、鈴木専務も活動への参加を強制した訳ではなかったものの、大勢の方が参加しておりました。逆境でも柔軟に対応しないといけないという鈴木専務の想いが存分に社員にも浸透していると感じました。
鈴木専務は、「ボランティア活動のように、サービスの面で目に見える部分でも工夫するだけでなく、料理の提供の仕方など、陰ながらでもこういう状況下でお客様に喜んで貰える所は無いのかと社員が考えることができるのが、旅館としての強みである。」と仰っておりました。
–>
–>
–>