伊豆中央道ヘビーユーザーである我々は常日頃から、道中にあるロープウェイを見上げ、ドライブをしている。
でも、乗ったのは遠い過去…、という人がほとんどではないだろうか。おそらく「直近3ヶ月以内に葛城山へつづくロープウェイに乗りましたか?」のアンケートを取ったら、7~8割近くが「いいえ」を選ぶことだろう。(言い過ぎ感は否めないが)
それでも無垢な心を持ち合わせた私の子供たちは日ごろから、ロープウェイの下を通るごとに毎回必ず興奮をしている。「人が乗ってるよ!」「あれに乗れるの?」「あれ、どこに行くの?」など、など。
そして、とうとう、緊急事態宣言が解除された初の休日にあこがれのロープウェイに乗って「伊豆パノラマパーク」へ行ってきた。
ロープウェイ
大人になってから私たちは、観覧車やロープウェイなどに対する感動が薄れていないだろうか?
そんな人にはとにかく伊豆パノラマパークへ向かうロープウェイに乗ってほしい。思わぬ絶景に出会えること請け合いである。
ロープウェイからの伊豆中央道
ロープウェイからの伊豆中央道。
多少上空へ上がるだけで、なぜか大らかな気持ちになるものです。
我々は、この道路を年間当たり300往復ほどしているのではないだろうか。
田方平野がその姿を現し始めました。
はっきり言って、自分でもどんな景色が待ち構えているのかは未知の領域です。
突然の海。海が現れます。そしてアングルを右に振れば富士山も見えます。
常日頃、富士山を見ていると、見慣れない海ばかり写真を撮ってしまい、富士山の写真撮影を失念しました。
伊豆パノラマパークのライブカメラからは富士山も海も観察できます。
碧テラス
伊豆パノラマパークのホームページより
伊豆市民からすると嫉妬する絶景である。なんとすばらしい絶景を領地に抱えているのだ、伊豆の国市…、といった具合である。おそらく伊豆半島の外から見ればなぜそんな気持ちになるのか理解できないと思われるが、なんというか伊豆半島に住むものとしては(どこでもそうかもしれないが)、市町村駅伝のように本能的に近隣の市町村に対しては対抗心を燃やすものなのである。(※ちなみに伊豆市と伊豆の国市は隣同士である)
ちなみに伊豆市にも達磨山の絶景というものがある。
昭和14年開催 ニューヨーク万国博覧会(New York Expo 1939)
こちらは、昭和14年に開催されたニューヨーク万国博覧会(New York Expo 1939)に出展された富士山。これは「だるま山高原レストハウス」から見られるのだ…!
何だか絶景を並べている間に不毛な対抗心だということに気が付いてきました。IZU LIFE JOURNALをご覧の皆さま、ぜひどちらも素晴らしい絶景なのでお好きな方を訪れてくださいませ。
アスレチック
もし、読者の皆さまが小さな子供をお持ちになる親御さんであるならば、このアスレチックはご紹介しなければならない。
我々は見張り役として見晴らしの良いベンチに陣取り、「さあ、遊びたまえ!」と子供たちと解き放てば、数時間子供たちは興奮して遊び、その余りある体力を消費することに没頭することだろう。
足湯
伊豆パノラマパークには足湯があります。碧テラスの水は観賞用ですので、そこに足を入れないでくださいね。「フィンガーボールの水を飲む」ような失態につながりかねません。
頂上付近に足湯はありますので、探してみてください。「富士見の足湯」です。
登山
さて、みなさまこのロープウェイはもちろん有料です。
伊豆パノラマパークホームページより
ただ、この葛城山、もちろん登山もできるようなのです。
「伊豆 葛城山 登山」などのキーワードで調べていただけると「小坂みかん狩り共同農園」の向かいに登山道の入り口があることが分かります。
イチゴのルービー
そして、最後に、絶景を楽しんだり、子どもの世話に勤しんだり、登山にチャレンジしたり、体を動かした後には、ビールを楽しんでみたりしても罰は当たらないんじゃないかと思います。(何をそんなに言い訳しているのか…)
以前、ochaさんに「ビーワサのルービー」を紹介いただきました。
その姉妹商品(?)を見つけました!
こちらは(ワサビに失礼ですが)、飲んでみるべきです!
ビーワサのルービーがワサビそのものじゃんか!と泣いたあなた!
イチゴの(ゴーイチじゃないんですね)ルービーはまさにイチゴそのものです。とても飲みやすく、フルーティー。
ということで、今回は、伊豆パノラマパークをご紹介いたしました。
絶景、足湯、子育て、登山、ビールと様々な表情を見せてくれる葛城山。
あなただけの伊豆パノラマパークの魅力を探してみてはどうでしょうか。