2024年10月5日横浜から南伊豆に向かいました。
伊豆へは車で行くことが多いのですが、今回は時間の余裕もあり普通電車でのんびりいく事にしました。
熱海から下田行の普通に乗ったのですがなんと、むかしむかし乗ったことのあるリゾート21でした。
海の眺望が楽しめる車窓の旅リゾート21
リゾート21とは車両の海側と山側でデザインが異なり、海側にソファーの様な横長のシートがあり海への展望を考慮した大型の連続窓により抜群の車窓が楽しめる車両です。

山側は2人向い合せですが窓は広く展望は同じく素晴らしい。
また先頭車両は階段型の正面からの景色が楽しめる車両です。
この解放感と景色の素晴らしさはヨーロッパの山岳リゾート列車以上に素晴らしい、抜群のリゾート感あふれる車両です。

追加料金なしの普通運賃で乗れるリゾート21
私はリゾート21に30年ほど前に初乗車して感動しましたが、未だ走っていることにビックリしました。
何故ビックリしたかと言うと、旅客の世界は高級化が進みJRを中心に贅沢な特別車両の電車が次々と誕生しています。高い料金設定でも予約が取れないほど高級車両が今のブームだからです。
こんな素晴らし贅沢なリゾート21が追加料金なしの普通運賃だけで未だ走っているとは到底考えられなかったからです。
伊豆急行さん懐の広さを知らずに勝手に無くなったと思い込んでごめんなさい。

Since 1985の堂々たるリゾート21
調べてみるとリゾート21は、1985年7月に営業運転を開始しその後内装・外装を変化させながら今に至っています。
一方 この路線には1981年から特急踊り子号が運転しその後「スーパービュー踊り子」の時代を経て2020年3月には全車グリーン車の「サフィール踊り子」が運転を開始しています。
「サフィール踊り子」は全車がグリーン車ですが更に特別なグリーン「プレミアムグリーン」カフェテリア各一両が設置されている贅沢高級電車です。
因みに熱海/下田の料金・所要時間ですが、
リゾート21 | 2020円 | 102分 |
特急踊り子号 | 3380円 | 79分 |
サフィール踊り子号【普通グリーン車】 | 5680円 | 70分 |
となっています。(2024年10月時点)
移動時間までリゾート気分その名もリゾート21
私が乗った車両は土曜日の午後でしたが意外に空いており海側のシートに座れました。
久しぶりの圧倒的な解放感にワクワクして下田は出発。
前半は住宅や土手の木々、トンネルもが続きますが時々見える海に興奮。
途中熱川辺りでは温泉場の湯煙が上る風情が楽しめ、稲取を過ぎたら大きな空と広大な海が楽しめ大満足。

社内は大きなスーツケースを持ったアジアから観光客が目立ち、車窓から見える雄大な海や感激している模様でスマホでしきりに写真を撮ってました。
私も伊豆の自然と断崖や海の景色を楽しみ、リゾート気分一杯で下田に着きました。
時間に余裕の有る方は是非リゾート21の旅を楽しんでください。
伊豆急行株式会社
伊豆半島の東海岸を走る伊豆急行線の運営を行う会社。伊豆東海岸の伊東駅から伊豆急下田駅までの45.7kmを結ぶ伊豆急行線は、昭和36年12月に開通。
〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1151番地
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