街の中でも広大な自然が味わえる場所、それが楽寿園です。
JR三島駅から歩いて約10分、飲食店が立ち並ぶ商店街を抜けた所に高く生い茂る木々が重なった場所があります。これが楽寿園です。広さは約75,000㎡に及び、東京ドームの約1.6倍の広さです。
入口から入ると、様々な木々が待ち構えており、まるで森の中を巡っているような気分になります。歩いていると、影の部分、光が当たる部分で葉の色が微妙に変化することが面白いです。近くで見る木々の様子、遠くから見る木々の様子も異なり、同じ木々でも違った視点で自然を味わえます。
そして森の中を進むと、森から一転、なんと動物が現れました。そこには、ブタや馬、アルパカがおり、より近い場所から楽しむことができます。森の中を巡った後、まさか動物が現れるとは予想しておらず、ビックリでした。しかも動物だけでない、電車の音が近くですると思ったら電車が走っている、大きなSL車まであり、前半の森とは全然違う魅力がありました。周囲には、おそらく地元の方と思われる家族連れの方、休憩スペースで飲み物片手に楽しそうに話すママ友や学生がいらっしゃいました。私のような観光客もいらっしゃり、この楽寿園は観光客・地元の方が一緒になれる場所であると思いました。
多くの観光地と言われる場所は、観光客は来るけど地元の人は来ない場所が多いように私は感じます。しかし、この楽寿園という場所は自然を通じて地元の方・観光客が一緒になれる場所であると感じました。
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この他にも園内には、三島の歴史について学べる郷土資料館や、子供がワクワクするアスレチック遊具もあります。
三島の中心地の街の中に、これ程自然を味わうことができる場所があるとは当初予想もしませんでした。色々な視点で自然を味わうことができ、魅力の詰まった場所です。1人で自然をゆっくり味わいたい、家族連れで楽しみたい、地域のことを知りたい、色々なニーズに対応した場所であります。
三島駅から徒歩いて約10分とアクセスも良く、周辺には名産の鰻専門店も多くあります。自然の中を歩いた後は、名産の鰻で疲れも取れる、それだけアクセス良い場所であります。
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