編集長から届く、伊豆の名産を記事にする企画。
我が家に追加ミッションが届きました。前回に続き、攻めた商品開発をされている修善寺醤油さんの調味料。だんご三兄弟ならぬ、個性豊かな調味料三兄弟です。
今回は勝手にネーミングしてしまった「伊豆の調味料3兄弟」をご紹介します。
正統派な長男坊、濃い口「本醸造しょうゆ」 やんちゃな次男坊、ピリッと激辛「わさび醤油だれ」 こじゃれた三男坊、さわやか柑橘色「塩ポン酢」
この1か月間、彼ら三兄弟と共に食卓を囲う日々。毎日のおかずの品々を見ながら、調味料選びを楽しみました。 最近では「パブロフの犬」のように、献立を聞くだけで反射的に「どの調味料にしようか」脳内シミュレーションをするほどに。習慣とはおそろしい(笑)
今回は、そんな調味料三兄弟に感じた魅力と、僭越ながら、三兄弟の調味料と相性が良かった『マイ・ベスト・クッキング(MBC)』をご紹介します。
本醸造しょうゆ「紫露」
大正から続く「修善寺醤油」さんの看板商品といった印象。
我が家で普段使いをしている「減塩醤油」と違い、味の濃厚さと旨味を感じます。 おじさんの身体への気遣いから、弱気に「減塩」を選択しがちですが、ときには大胆に「濃い口」を選択すべきことに気づかされました。
ちなみに「本醸造しょうゆ」のMBCは
「タマゴかけごはん」
「何も足さない 何も引かない」 というサントリーのウィスキーの名コピーを思い出します。シンプルだからこそ、調味料の旨みも引き立ちますね。
おまけとして「紫露」のパッケージを弁当に仕立てたキャラ弁も登場。You tubeでこのキャラ弁のつくり方やクックパッドでレシピ(彩り豊か!紫露でおせち弁当)が公開されています。
ピリッと激辛 「わさび醤油だれ」
次は、やんちゃな次男坊、ピリッと激辛「わさび醤油だれ」
少し古い情報ですが、伊豆村・の駅「村のツンから部」で紹介されています。イメージキャラクターは「ツンから兄貴」
伊豆・村の駅 村のツンから部 http://www.muranoeki.com/tunkara.html
同サイトでは「天城産のワサビをふんだんに使い「ツーン」とするワサビならではの辛さを最大限効かせた。特選醤油などでうまみも残し、お酢をあえて使わないことで用途を広げた」とのこと。
「辛さを最大限効かせた」の謳い文句に嘘はなく、サラダにドレッシング感覚で振りかけたら、辛さで涙がちょちょぎれました。本当に手加減なしの辛さです。
Amazonのレビューでは、星5つ「86%」、星1つ「14%」、星2~4つ「0%」(2021年8月)と極端に評価が分かれています。パンチの効いた辛さへの熱烈な支持を受けながら、一部には「罰ゲームで使うほどの辛さ」との刺激的なコメントも。
涙なしには食べられない。そんな「わさび醤油だれ」のMBCは
「ぎょうざ」
わさびのツーンと抜ける感じが、お酢とは違ったインパクトを感じます。自分のように辛いのが苦手な人は、控えめにつけるぐらいがちょうどいいですね。
ありふれた日常の食事に刺激を求めたい方はぜひ、ご賞味ください。
さわやか 柑橘色 塩ポン酢
最後は、こじゃれた三男坊の「塩ポン酢」
天然塩の「千年井田塩」を扱う伊豆・井田塩研究所さんと修善寺醤油さんのコラボ商品のようです。
伊豆・井田塩研究所さんのホームページでは「塩かどのとれた千年井田塩に伊豆特産の柑橘「だいだい」を合わせたさわやかな塩ポン酢」の紹介どおり、後味に柑橘系のスッキリさを感じます。
瓶のなかの琥珀色が、なんだか高貴なウィスキーのような色合いです。 (と、ウィスキーを飲めない自分が、背伸びをした表現を使いました。すみません。味と商品の上品さを伝えたく。。)
そんな万能感ある塩ポン酢のMBCは
「サラダ」(特に葉物系のサラダ)
トマトとアボカドのサラダや、レタスとポテトのサラダなど、何種類かのサラダに試してみましたが、自己主張せずにさりげなく、さわやかさをアップさせてくれる感じです。
柑橘系のさすがの安定感。冬になれば、なべ料理との相性も抜群な気がします。万能調味料として手元に1本、置いておきたいですね。
最後に
「たかが調味料、されど調味料」
調味料一つ選ぶだけでも、食卓にちょっとした「伊豆感」を味わえました。
このコロナ禍、現地で「伊豆の食」を満喫することは難しいですが、伊豆の調味料を使って、家にいながら伊豆の味わいを楽んではいかがでしょうか。
我が家の冷蔵庫には、そんな心強い調味料たちが今日もスタンバイしてくれています。
おわり